NHKはこの4月(2013年)から児童向け番組を大幅に再編すると発表した。50年以上続く長寿番組「おかあさんといっしょ」シリーズの姉妹版として、 日曜のあさ8時から30分番組「おとうさんといっしょ」をBSプレミアムで放送、歌や体操を父子で一緒に楽しみ、「週末のイクメンお父さんを応援する」と いう。(2013/1/24 13:26 Jキャスト テレビウォッチより引用)

時代を感じる、テレビタイトルですね。

パパママ育休プラスが成立して約3年、法律ができても未だ男性の育児休業の取得率は約2~3%。育児のために長期間職場を離れることはなかなかできないことでしょう。 主導している厚生労働省も省内のお父さんに育児休業を取らせて、イクメンを積極的にはやらせようとしたのですが上手くいかなかったようです。

社会保障の充実している北欧の育児休業は、日本の育児休業よりも長く、所得保障も手厚い。おかげで取得率もほぼ100%です。なぜ、日本では男性の取得率が低いのでしょうか?考えるに、サービス残業や有給未消化に現れている「文化価値観」でしょう。私生活よりも仕事を優先させることが美徳である、という感覚が原因のように考えられます。

少子高齢社会の日本。国民の4人に1人が65歳以上です。高齢化を止めることはできませんから、少子化対策が待ったなしの課題です。省内の雇用均等室が掲げているように「両立支援」「ワークライフバランス」が大事でしょう。