政府のIT総合戦略本部の会合が6月3日に開かれ、安倍総理大臣は、2016年から配る社会保障と税の共通番号(マイナンバー)を利用するための個人カードに関し、20年をメドに健康保険証や金融機関などで使える機能を持たせるようにすることを目指す考えを示しました。

会合で、安倍総理大臣は、社会保障や税の情報を一元化するためのマイナンバー制度について、「健康保険証などのカード類を個人番号カードに一元化し、カード一枚で身近なサービスを受けられる「ワンカード化」、電気・水道等の公共サービスの手続を一度にまとめて行える「ワンストップ化」を2020年を目途に実現するための作業を加速してほしい」と述べました。

政府は、個人の医療情報の扱いなど利用範囲をどこまで拡大するか今秋に方向性を示します。

現在、ADR社労士法人では電子申請で主に手続をしていますが、マイナンバーカードになりどう変わるのでしょうか。健康保険だけでなく、雇用保険、住民税などの情報も一元化されると、カードをカードリーダーにかざすだけでこれらの手続が一瞬にして終わるようになるかもしれませんね。

運転免許証、自分のメインバンクのキャッシュカード、クレジットカード、鉄道にも乗れるカードに、いつかなるのでしょうか。

このようなカードになると外出時、この一枚を忘れるだけで大変な事になりますね。紛失してもとんでもない事になります。

映画「TIME タイム」のように、腕にバーコードが印刷され、それがマイナンバーになったりして。そんな未来が何時か来るのでしょうかね。