平成27年8月25日の日経新聞夕刊にキャリア・コンサルタントの国家資格化の記事がありました。
今までの情報では名称独占になる事が主に報じられていましたが、今回の記事では罰則付きの守秘義務が法制化される事が書かれていました。
企業が就業規則に定期面談を導入した時の助成金、また会社員が自主的にキャリア・コンサルタントに相談する費用の補助(2割)なども計画されているようです。
この法案は参議院は今年4月に既に通過しており、後は衆議院のみです。問題は国会会期中に衆議院を通過するかです。
しかし、日経新聞に掲載された事を考えると通過が近いのかも知れません。
現在のところ、民間の資格合格者をどのような条件で国家資格に転換するのか全く分かりません。今までの民間資格は厚生労働省キャリア・コンサルタント能力評価試験として行われてきましたが、民間資格は10団体が認定していました。これらの合格者をそのまま国家資格に転換するのではなく何らかの追加試験があるようにも思えるのですが。
私も民間資格のCDAですので、国家資格化は非常に興味があります。
追記1
8/28にキャリアコンサルタントの国家資格化を含んだ「勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案」が衆議院厚生労働委員会に付託されました。委員会での可決は近そうです。